青島です。

先日、ブラウザ「Chrome68」の更新でHTTPサイトに警告が出るようになり、今後、SEOに大きく影響する可能性が高いことを書きました。

全HTTPサイトに警告表示でアフィリエイトサイトはどうしたらよいのか?

そこで、今回はHTTPS(常時SSL化)サイトについて、少し補足を書こうと思います。

というのもこれ。

最新閲覧ソフト、官庁HPに警告=通信暗号化へ順次対応―総務省など

要するに、日本の一部官庁でHTTPS化が進んでおらず、「(通信が)保護されていません」という間抜けな警告が表示されてしまうことがニュースになりましたw

官庁系のホームページは、情報収集に使えることもあるので、たまに見るもあるのですが、僕は正直、HTTPS化されてないのなんて今まで気づいていなかったです(笑)

今さらニュースになるあたり、ほとんどの人が気にしていなかったと思われますが、そういった人を気付かせたという意味でも今回のChrome68でHTTPサイト警告の流れは大きいと思います。

試しに、FBIのホームページとホワイトハウスのホームページを見たら、当然というか、HTTPSサイトでした。

今ごろ、アメリカで「これだからイエローモンキーは・・・ぷっww」とか言われてそうですね・・・(^^;)

今回の官庁サイトのHTTPサイトは、日本として、さすがに恥ずかしい感じです。

これだけ話題になってしまうと、ネットサーフィンをしているとHTTPサイトなのか?HTTPSサイトなのか?気になると思います。

そこで今回は、HTTPサイトとHTTPSサイトについて、ちょっと注意すべき点を書いていこうと思います。

HTTPサイトは信用がない?HTTPSサイトは信用できる?

「保護された通信」
「保護されていません」

このように書かれていると、どうしても「保護されてないサイトは危険なんじゃないか?」と思ってしまうかもしれませんが、通信内容が暗号化されているかどうかなので、いつも見ているサイトを普通に見ている分には特に問題ないでしょう。

ただし、注意したいことは、「HTTPSサイトだから安心、安全な情報だ」という訳ではないということです。

要するに、保護された通信であることとサイトの内容の真偽は、関係ないということです。

もっと言うと、HTTPSサイトでもウソ情報、詐欺商品の可能性があるってことです。

勘違いしていると、HTTPS化されたサイトの商品ってなんとなく安全なもののような気がしますが、HTTPS化と商品内容は、まったくの無関係といってよいでしょう(笑)

逆にいうと、HTTPサイトだからといって、そのサイトの内容の真偽まで怪しいかどうかは、完全に別物です。

ただし、暗号化されていない状態(HTTP)とかでパスワードやクレジットカード番号をフォームに送信するのは、危険極まりないですけどね(^^;)

あとは、よくメールアドレスを入力して、怪しい情報の動画配信を受け取っている人もいると思いますが、メールアドレスを入力する際に、漏洩する可能性もあります。

HTTPS化されたサイトの怪しい商品をみやぶる方法

ネットビジネスで情報商材を買いあさっていると気になるのが、「じゃあ、HTTPS化サイトの商品が怪しいかどうかはどうやって判別するの?」ということだと思います。

HTTPS化されたサイトの怪しい商品をみやぶる方法・・・

これは、結局はあなた自身の「情報を判別する力」、そして、調査能力や経験としか言いようがないです。

HTTPサイトであろうが、HTTPSサイトであろうが、正しい情報を判別するために必要なこと、そして信用できるものは「最終的にはあなた自身の判断」ということですね(^^)

いろいろなレビューサイトがありますが、レビューサイトがすべて正しいとは限りません。

これは、稼ぐ系などの情報商材だけではなく、食べログなどのリアル店舗の口コミサイトでも同じことです。

HTTPだろうがHTTPSだろうが、情報の中身には関係がないということです。

あと、今回のネタに関連して注意点をひとつ。

ちまたには「楽して100万円稼ぐ方法」や「スマホポチポチ、月収50万円」などという意味不明な情報が溢れています。

僕も、こういった情報をよく見かけますが、サイト本体はHTTPサイトだったり、HTTPS化されていたりいろいろなものがあります。

基本的には、こういった怪しい情報の真偽とサイトがHTTPS化されているかは別ですが、ひとつ気を付けておきたいのは、先ほども少し書いた通り、サイトの通信が保護されていない場合は、メールアドレスを入力した後に、情報漏洩する可能性が高いということです。

僕はここ2週間で無料情報収集用のメールアドレスに約1万通くらい、メールが送りつけられています(笑)

こんな大量のメールなんか、まともに読んでいたら、それだけで人生終わりそうな無駄、無駄、無駄ですが、そもそも、登録した覚えがないものも含め、なんでこんなにメールが届くんだよって話です。

メインアドレスを登録しちゃった場合を考えると、ゾッとしますね・・・(^^;)

これが、HTTPサイトで登録したから情報が洩れているのか?は不明です(笑)

ただし、メールアドレスを欲しがっている輩が腐るほどオファーを流していることを考えると、故意的に登録されたメールアドレスを漏洩させている可能性もゼロではないと思います。

LINEの新着通知も、相変わらず「999+」なので、まあ・・・結局のところ、安心して暮らしたいなら、基本的には、HTTPだろうがHTTPSだろうが、煽り文句ばかりの怪しい情報のメール登録フォームには手を出さない方が無難だということで決定ですかね・・・w

今回のHTTPSサイトにおける通信の保護と情報の信憑性は無関係ということから、ネットビジネスの情報収集で考えなければいけないことは、結局のところ、ネットビジネスで成功するために必要な思考は、「自分にとって必要な情報を的確に取り入れる」ということだと思います。

そうすれば騙されることも激減するし、そもそも「思考停止で楽して稼ぎたい」という思考自体が消えてなくなると思います。

ネットで稼げるツールもノウハウも、あなた自身の知識や経験があってこそ活きてきます。

「成長・学ぶ」ということを避けて「現状維持のまま稼げる方法」を探している限り、永久に稼げることはないので、注意してくださいね(^^)

あとは、HTTPSサイトだからって、サイトの内容・情報まで信用できるとは限らないと、充分、頭に入れておいてください。

何か質問や相談があれば、いつでもお気軽にメールくださいね(^^)

ではでは、青島でした。

【関連記事】
全HTTPサイトに警告表示でアフィリエイトサイトはどうしたらよいのか?

自己分析:稼ぐためにはまず自分の知識や経験を把握する